歯科の急性疾患対馬ぽかりでなく慢性疾患対応も、不要不急ではない理由

有病者、高齢者の口腔細菌数を管理すべき必要性

口腔内の衛生状態が悪化することにより、口腔細菌数が増加(1Ⅹ108cfu/ml以上)するとウイルスの感染力が増し、ウイルス性肺炎や人工呼吸器関連肺炎(Ⅴ紺)を増悪させてしまいます。とりわけ高齢者や基礎疾患がある場合、日頃から口腔細菌数を(1Ⅹ106cfu/ml)程度にコントロールする必要があります。

緊急時に人工呼吸器が装着される事態になった場合、人工呼吸器関連肺炎を引き起こすリスクが高まります。コロナウイルス感染のレセプター(ÅCE2)は舌の粘膜に豊富にあり包),経口感染には特に注意が必要です。歯科診療所での日頃の口腔ケアは、口腔細菌由来の肺炎を防止して新型コロナウイルス感染時の重症化予防につながると考えられます。